自宅で一人暮らしされていて、両膝が痛くて歩くことが大変な女性の利用者様がいらっしゃいました。
その利用者様は、近所のゴミ集積所までゴミを運ぶのがとても大変でした。
近所の登下校中の小学生三人が、大変そうに重たいゴミを運んでいるのを見て、「おばあちゃん、ゴミをボク達が捨てに行くよ」と言ってくれました。でもそのゴミは生ごみで汚いので「汚いゴミだから手が汚れちゃうわよ。大変だけど平気だから大丈夫。ありがとう。」と言ったら、子供達は「おばあちゃん、ゴミは汚いものだよ。僕たちが捨ててくるよ」と言ってゴミを捨ててくれたそうです。
その利用者様はとても嬉しくて感動され、市内に住んでる長男さんに何度も話をされたそうです。息子さんも母親が喜んでいるので大変感動され感謝されていました。
その後も子供達は、登下校中にその利用者様がゴミを捨てに行くところに出会うと何度もおばあちゃんの代わりにゴミを捨ててくれるそうです。「おばあちゃん、困ったことがあったらボク達に言ってね」と笑顔で話して学校に元気よく向かって行かれたようです。
小さな出来事ですけど、なかなか出来る事ではありません。その子供達の大きな真心に感動しました。
皆様の真心がたくさん集まれば、きっと良い未来になると思う出来事でした 😀